Közi

MALICE MIZERのギター、Köziのソロプロジェクト。
私は総じてKöziの曲が大好きです。

MALICE MIZERにはGacktやManaといった
個性的な大物がいて、他のメンバーは中々
目立たないですが、中々どうして、
Köziの作曲は非常に捨てがたい魅力があります。

何と言ってもMALICEメジャーの名曲である
"月下の夜想曲"はKözi作曲です。

メジャーアルバム"merveilles"では、月下の夜想曲のほか、
"ILLUMINATI"、"Brise"、"Ju tu veux"がKözi作曲で、
ハード形、可愛い系、ポップ系まで
MALICEの世界観を構成する曲をすべて創っています。

ソロ活動でKö:はいくつかCDを出していますが、
初期のものは通販限定で販売され、
2ndシングル辺りから、ショップでも買えるように
なっていましたが、現在では全て
SOLD OUTしており、非情にレア物です。

KHAOS/KINEMA

1stシングルです。
Kö:ziの1stシングルは、完全セルフプロデュース。
全ての音を自分で演奏、もしくはプログラム
により打ち込んでいます。
MALICE MIZERが活動停止した後の
最初の本格的な音楽活動であり、
何のバックアップも無しでのまさに
文字通りのソロ活動といえます。
このシングルはKHAOS･KINEMAの2枚組でセット
という変則的なつくりで、
各CDに2曲ずつ作品を収録しています。

1枚目のKHAOSはロックテイストが強く、
2枚目は比較的落ち着いた感じの曲調となっています。

カタルシス

Köziの1stアルバムです。
全12トラックと結構なボリューム感の
ある1枚になっていますが、
最初･真ん中･最後の3曲はインストなので、
歌のある作品としては9曲。

ロックテイストの強いものから、
遊び心満載のものまで、
Köziらしさが存分に発揮されています。

遊び心に関しては、
CDの構成自体が遊びにあふれています。
1stシングルのKHAOS／KINEMAでは
CDタイトル名の曲は入っていなかったですが、
このアルバムはKINEMAではじまり、
KHAOSで締めるつくりになっているます。
この辺の変化球っぽい作り方はまさに
Köziの性格を表している感じがして、面白いです。