KINEMAトラック1　お気に入り度：★★★★★

冒頭の引用が長くなってしまいました(笑)。
とても好きな曲です。
Köziの曲の中では、非常に分りやすく、そしてとても前向きな歌詞です。
Köziのもので前向きな内容の作品は、総じて分りやすいです。

Közi作品は大まかに3種類に分けられると思ってます。
一つはロック色全開のもの。
歌詞も破壊的で既存の常識を壊すような意識が前面にばんばん出ていて、
その為か意味不明な(本当に意味不明)内容な事が多いです。

二つ目はこの作品に代表される前向きな曲。
MALICE MIZERという大飛躍の後の大きな躓きを経験した
Köziだからこそ書ける、厚みのある歌詞が多いです。

後は悪ふざけの過ぎるタイプ。
これもKöziらしいといえばKöziらしいです。
この手の曲も最近は楽しく聴けるようになりました。
KHAOSの1曲目のISMなんかはその典型といえます。
この手の奴も歌詞は理解不能なんですよね。

基本、Köziの歌詞は難解です。。
Promenadeはその点分りやすくていいです。

自分が音で表現する世界の理想は果てしなく遠く、
それでも明るい気持ちで何処までも進むのだ。
という感じの内容で、音楽表現の追及への強い意思と情熱をこめつつ、
それでいてPromenade(ぶらぶら歩く感じの散歩)なので、
しゃちこばらず、適度に力が抜けている雰囲気がとてもいいです。

自然体といった感じか･･･、とてもKöziらしいと思いました。
曲もベースが良く聞こえるのんびりした感じの曲で、
ロック調のKHAOSから一転するのが、中々いい演出になっています。

動画がなくなってました。。
代わりの動画がないか探しましたが、
デモみたいなのしか見つからなかったです(無念)。

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