花売り娘
作詞:DADA 作曲:KALM

〜花売り娘 花言葉を訊かれたその隙に、花売り娘 不意に唇を盗まれてた〜

人形娼館トラック6 お気に入り度:★★★★

人形娼館のラストソング。
マッチ売りの少女のような境遇の花売り娘のお話。

売れない花を一生懸命売ろうとする、
花売り娘に「マダム」が近づく。
「その薔薇を、私の部屋にとどけておくれ。」
その日から、彼女の姿を見たものはいない。

という身も蓋もない、救いのないストーリーです。
リズム感があって、無駄な言葉は省かれ、
簡潔にまとまっている点はこの歌詞の長所かな。

曲はマダムのどす黒さのような雰囲気を醸し出す
メロディーが盛り込まれていて、
雰囲気をよく表現しています。
人形娼館や異形姫に比べて、存在感は薄いですが、
中々出来のよい作品になっています。
ストーリー的には救いがないですけど。

この花売り娘は2ndアルバム"Street of Alice"の
ラストソング、「La Fin」に繋がる内容になっている気もします。
いろいろ想像力をたくましくできるので楽しいですね。

◆↓ファン作成動画↓◆
一部Manaが混じっていますが、作品とは関係ありません。