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白い肌に狂う愛と哀しみの輪舞

作詞:mana作曲:mana お気に入り度:★★★★

歌詞

降りしきる雨と風 森を駆け抜ける夜

鐘の調べの中 刻は今・・・

優しく翳る月 今宵 霧と共に

祈り捧ぐアリア

白い肌に舞う 緋い薔薇に接吻を
運命の棘が胸を 貫き心引き裂いた

The life breathing in the pitch-black darkness
The limbs seized by the transient sleep
And,these shadows are overlapping each other
Tonight,the peal of thunder invites you to the new encounter

交わり しなやかに 堕ちる闇と共に

夜明け告げるアリア

白い肌に舞う 緋い薔薇に接吻を
運命の棘が胸を 貫き心を

白い肌に舞う 愛と哀しみの輪舞
運命の棘が胸を 閉ざした刻を今・・・

白い肌に舞う 愛と哀しみの輪舞
運命の棘が胸を 貫き心引き裂いた

薔薇の聖堂のクライマックス

第III期MALICE MIZERが紡ぐ、ヴァンパイアの物語のクライマックスを表現した楽曲と言えます。この曲においても、ギターとバイオリンが織りなし、クラシックとロックの融合が試みられています。

歌詞は、生き血をすすり命を奪うことでしか、愛する者への思いを遂げられないヴァンパイアの哀しみを表現しています。

薔薇の聖堂以前にリリースした作品

本作は、アルバム「薔薇の聖堂」のリリース以前に、シングル3部作の3作品めとして発表されていました。1作目が「再会の地と薔薇」、2作目が「虚無の中での遊戯」と、メインヴォーカルのない作品がリリースされた後の3作目でした。

当時はKlaha加入前、ヴォーカル不在のはずの中でのまさかの歌有りの作品発表で、ファンを驚かせました。音源を買った多くのファンが、「一体、歌っているのは誰か?」と注目したことと思います。

Gacktの穴を埋める努力

MALICE MIZERにとって、Gacktの存在は大きかったと言わざるを得ません。いくらメンバー間でGacktとの間に確執があったとしても、メンバーもGacktの功績を認めないわけにはいかなかったでしょう。

逆に言えば、Gacktなき今、Gacktの次に入るヴォーカルは、厳しい比較の目にさらされることが充分予測されました。本作での「謎のヴォーカル」の位置付けで、名前・姿よりも、まず声からKlahaを登場させるという演出は、3代目ヴォーカルとなるKlahaへの期待を少しでも膨らませるための工夫だったと考えられます。