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seraph

作詞:Tetsu作曲:Kozi お気に入り度:★★

歌詞

床の上にばらまかれた絵を眺める
あの頃と少しも変わらない君が微笑む
流れてくる歌声に溺れながら
今も少しも変われない僕がたたずむ

空が青くなく 夜が黒くなく 赤の鼓動が止めば
君を忘れることが出来るのに

seraph serenade
何処へ往くの? 連れて行って 独りにはなれない
迎えに来た君の手をとる

この瞬間で幕を閉じる運命を 永遠に光る輝きの中 感謝する

胸に残る体温 天使と舞う姿

銀色の翼が今 永い悪夢を越えて 君を待つ僕のもとへ
思い通りにして さぁ殺しておくれ 僕を待つ君の腕で
再開の今を抱き締めるこの僕を さぁ殺しておくれ・・・

le cielの原型?

天に召された愛する人が自分を迎えに来るのを心待ちにしている。そんな情景を想像させる世界観です。メジャー時代の主要曲である「ヴェル・エール」や「le ciel」などに通じる世界観ではないかと考えてます。memoireの中で唯一Koziの作曲であることも注目ですね。

「記憶と空」も勿論ですが、MALICE MIZERのメインテーマである「悪意と悲劇」を扱った初期作品の一つといえると思います。「seraph」は悲劇の後の情景といえるでしょうか。

私の好みとしては、もう少し歌詞の言葉を選んでほしかったと思ってます。「殺す」という言葉を安易に使っていて、せっかく綺麗な世界観を描いていたものが、この言葉によってやや損なわれているように感じます。