INNERMOST
作詞:Közi作曲:Közi お気に入り度:★★★★★
歌詞
Innermost… spiritual voice.
聞こえてるはずさ 消えることのない声を
微かな呟きは 不確かな真実の風に紛れていた
Innermost… spiritual voice.
視えているはずさ 偽りのない姿
変わらずにたえず今此処に堕ちてゆけば零に
恐れることはないとわかるだろう
死に続けるがいい築いてきた過去に
何も奪われはしないから
手にした白い薔薇胸に抱き未来へ
僕が僕で在るために…
Innermost… spiritual voice.
信じているはずさ 彷徨いつづけても
総て受け止めて堕ちたなら零に
確かな真実と出会うだろう
死に続けるがいい顧みずに無垢に
誰も奪い去れないから
手にした白い薔薇胸に抱き未来へ
貴方が貴方で在るために…
死に続けるがいい築いてきた過去に
何も奪われはしないから
手にした白い薔薇胸に抱き未来へ
遍く永遠に 羽搏くか…
聞こえてるはずさ 消えることのない声を
微かな呟きは 不確かな真実の風に紛れていた
Innermost… spiritual voice.
視えているはずさ 偽りのない姿
変わらずにたえず今此処に堕ちてゆけば零に
恐れることはないとわかるだろう
死に続けるがいい築いてきた過去に
何も奪われはしないから
手にした白い薔薇胸に抱き未来へ
僕が僕で在るために…
Innermost… spiritual voice.
信じているはずさ 彷徨いつづけても
総て受け止めて堕ちたなら零に
確かな真実と出会うだろう
死に続けるがいい顧みずに無垢に
誰も奪い去れないから
手にした白い薔薇胸に抱き未来へ
貴方が貴方で在るために…
死に続けるがいい築いてきた過去に
何も奪われはしないから
手にした白い薔薇胸に抱き未来へ
遍く永遠に 羽搏くか…
Köziの精神性が光る作品
ギターの旋律に加え、ストリングスを絡めた荘厳な雰囲気を感じさせるメロディーの作品です。
他の作品感想で触れていますが、MALICE MIZER時代の第 III 期からKöziの創作は迷走を続けていたのではないかと、私は思っています。そのことは恐らく本人も意識があり、ファーストシングルからこのアルバムの制作に至る過程で、自身の内面との対話を繰り返し、それが各作品に表れていると感じられます。
この作品は、Köziが苦悩の末に導きだした自身の在り方に対する答えではないかと思います。
過去との向き合い
Köziにとって生涯を通じて最大の成功といえるMALICE MIZERの第 II 期は、煌びやかな栄誉でありつつも、その後の凋落の過程で、彼の心に深い傷を負わせることにもなったと考えられます。
しかし、Köziがその後もつぶれることなく、往年の姿とは形を変えつつ、今もなおアーティストとして現役の場で活躍を続けられるのは、過去の傷に逃げずに向き合いとおした結果であると思われます。
「築いてきた過去」が今の自分から何も奪うことはない。自分がなぜこの道を選んだのかを見つめなおし、「顧みずに無垢に」、本来の自分の生きざまを取り戻し、再び立ち上がる決意がこの作品からはにじみ出ています。
それに伴い感じるであろう苦痛も「死に続ける」覚悟をもって乗りこえる。
それができることこそが、Köziの人間としての強さなのだと思います。