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NOCTURNE

作詞:水無湖作曲:Közi お気に入り度:★★★★

歌詞

ねぇ、いつか気づく? 冷たい僕の指が髪に触れたこと
幽かな思いが胸を打ち 切なくて動けない
銀色の線を流すように韜晦する永遠に

ああ貴方の声も匂いも もう届かない
僕の総ては底にある
あてのない思いは何時も 水に流され 行く先も見えず
漂い果てるしかない 掻き消され・・・・

ねぇ、僕の声が聞こえる? 後ろ姿 指を伸ばしても
蒼褪めたこの夜 雨音耳を撃ち動けない
銀色の音を誘うように 闇を抜けてどこまでも

ああ貴方の傍にいるのに 穿たれた視線
僕の総ては底にある
葩の小舟漕ぎ出す 闇へ身を投げて 散り逝く姿
翳る月の砂金と消えて 沈んで・・・・

~I drowned and died to the lake. You are like your sadness
is greater than anything and cast skin.
My soul is not in sight of you. I drift. I am transparent.
I still love you. But I am sleeping at the bottom in the lake. ~

ああどこまで逝けばいいの? 失った記憶
僕の総ては底にある
舞い落ちる水の果て 貴方の身体抱きしめられず
銀色の痕を なぞるように
Sinks deeply…
Drifts and is deep…
To deeper place…

詩的情緒あふれる歌詞

この楽曲は水無湖とのコラボ作品です。水無湖はCDトラック付小説「十六夜の月」をKöziと出した作者です。この人は、第III期MALICE MIZERで「秘書」として活動した放送作家・本田水奈子と思われます。

現在は表立った執筆活動をしていないようですが、「十六夜の月」に見られるような繊細な表現が本作にも表れています。

美しく滅ぶ世界観

想い人を残して湖に沈み、この世を去った主人公の魂がさまよい続ける。歌詞の内容はそんな世界観に読み取れます。歌詞に使う言葉を巧みに選び、控えめではありながら美しい表現に仕上げられています。

曲としては何度か繰り返しがありながら、同じ歌詞の繰り返しはないところに、表現のこだわりが見て取れます。